会社概要(TDCCとは)


台湾集中保管結算所(TDCC: Taiwan Depository & Clearing Corporation )は、旧台湾証券集中保管公司TSCD (TSCD:Taiwan Securities Central Depository Co., Ltd.) が旧台湾短期債券保管決済公司(DIDC: Debt Instruments Depository and Clearing Co., Ltd. Taiwan)を吸収合併し台湾集中保管結算所に称号変更しました。

旧TSCDは、1989年10月設立し、翌1990年1月に業務開始以来、「有価証券集中保管振替制度」の担い手として、様々な制度やシステムを導入してまいりました。とりわけ、有価証券保管振替業務、集中市場及び店頭市場において売買される有価証券の受渡決済、先物取引におけるコンピューター決済、株券電子化振替口座の登録、参加者における有価証券帳簿口座コンピューター処理、そして金融監督管理委員会証券先物局(以下規制当局といいます)の委託を受けて株式事務の監査業務を行っています。

旧DIDCは、短期金融商品の電子化を促進するために2004年4月規制当局の許可を受けて設立しました。業務開始以来、短期金融商品の集中保管業務の他、中央銀行の資金システムネットに加入し、DVP決済を行い、安全性・効率性の高い決済環境の提供に貢献しました。

我が国金融市場参加者の国境なきグローバル経営の展開潮流を鑑み、有価証券を取扱証券業者と短期金融商品を取扱金融業者の兼業規制が緩和されつつありました。市場参加者の利便性向上、資源の重複投資の回避、及び国際主要証券市場ではバックオフィースの合併が世界的な傾向となっていることを受け、2005年7月に金融監督委員会は当社を存続会社として旧TSCDと旧DIDCの合併を促しました。受渡決済プラットフォームの統合により、投資コストの軽減、経営効率の向上、サービス範囲の拡大、市場発展シナジーの促進が期待され、両社は2006年3月27日合併完了し、台湾集中保管結算所(TDCC)を発足しました。

その他,政府が推進する「我が国コーポレート・ガバナンス・ロードマップ」政策の下、当社は、株主総会における電子投票サービスの拡大に継続的に取組んでおり、2014年3月24日には市場関係者の要望に応えて、台湾総合株式事務代行公司(TISSC: Taiwan Integrated Shareholder Service Company)を吸収合併し、株主総会における電子投票プラットフォームを当社が運営するstockvoteに統合・一元化することにより、発行会社のコスト軽減及び国内外投資家による議決権行使の効率性向上を図っております。

当社は、引続き金融資本市場の国際化と自由化という政府の政策に沿って、我が国金融資本市場の健全性、効率性の向上に向けて、提供するサービスの範囲の拡大、投資家利益の保護及び参加者の経営リスクの削減に貢献してまいりたい所存でございます。