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集保結算所は、基金市場でのサービスに重点を置いており、2013年からは基金審査業務を請け負っています。

2024/01/02

集保結算所は、金管会(主管機関)の行政委託を受けて、投資信託事業の申報審査を行います。これには、ETF(上場投資信託)以外の證券投資信託基金が含まれ、2023年1月1日から実施されます。最初の段階では、投信業者による追加募集の審査などが行われます。

近年、国内外の投資信託市場は急速に発展しており、国内外の投資信託の数は2016年に1,766基金(ETFを含む)から、2023年11月には2,012基金に増加しました。また、基金の総資産は5.2兆元から10.17兆元に急成長しています。金管会は、市場の発展と審査の効率を考慮し、基金の審査を段階的に外部の機関に委託する方針です。ETF以外の国内外の基金の審査は、集保結算所が担当します。

今後、業者が審査プロセスを理解できるようにするために、証券関連の機関は2023年1月1日に基金審査メカニズムについて説明会を開催します。最初の段階では、追加募集の審査などが行われ、審査プロセスの透明性と予測可能性を高めるために、業者は事前に自己チェックを行います。

集保結算所は、今後、専任の審査チームと担当者を設け、業者が提出前および審査プロセス中に連絡を取るための窓口として機能します。これにより、基金募集審査メカニズムの透明性と予測可能性が向上します。審査のポイントについては、金管会の指針に従いつつ、審査の効率を向上させるため、証券取引所およびカウンターパーティセンターの現行の審査プロセスを参考にし、申告事項チェックリストを新たに追加します。

集保結算所の陳德鄉総経理は、集保結算所が提供しているサービスについて説明し、これには国内外の基金の申告と公告、国内基金の仮想登録、国内基金の清算などが含まれています。今回の金管会からの委託により、主管機関の指導に従い、基金市場の全体的なエコシステムを結びつけ、各参加者の効率を向上させ、投資家の利益を増進し、基金市場の健全な発展に寄与することが期待されています。

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